集まれCF作品!ウルトラワークス
38期 岩﨑さん

ベビーカラーがかわいい!
福岡のフォトスタジオサイト

「yotsuba」
ベビーフォトサイトのモックアップ
このサイトを作った人
岩﨑さんの写真
岩﨑里沙(イワサキリサ)
クリエイターズファクトリー38期
動物占い:コジカ

大学卒業後、福岡で広告会社の営業職を6年勤務し、大阪のIT系企業で営業事務を3年経験。広告会社勤務の際、営業がお客様とやり取りしたものをデザイナーさんが目に見えるカタチにしていくのを見て、デザインに興味を持つ。自分で考えて作り出すことが好きなのと、旅行が好きでいろんなサイトを見てワクワクするうちに、Webデザインの勉強をしようと考えCFに入学。
趣味はホットヨガ・キャンプ

今回取材するのは岩﨑さんが作った福岡県北九州市にあるベビー&キッズ専用のフォトスタジオサイトだ。サイトにはたくさんの赤ちゃんや家族の写真が載っており、全体的に明るくかわいらしい雰囲気で見ていて飽きない。クライアントはベビーマッサージ講師兼フォトグラファーをされている妹さん。これまでノーコードサービスでサイトを持っていたが、デザインの自由度が低く制限があるため、岩﨑さんが本格的なサイトを作ることになったそうだ。

すごく優しいテイストのサイト、私の苦手分野なので参考になりました!

サイトを作る上で意識した点

ターゲットが赤ちゃんのいるお母さんや家族の方なので、パッとみてサービスがわかるような写真を載せました。また、「撮影プラン」がいくつかあるので、下層ページで具体的な流れが詳細にわかるような構成にし、問い合わせフォームは元々使っていた公式LINEや既存のサービスと連携させ統一管理ができるようにしました。

写真の雰囲気はフォトグラファーによって異なる。撮影事例がたくさんあるとスタジオや写真の雰囲気がわかり、ユーザーにとってありがたい。岩﨑さんは過去に広告会社に勤務されていたとき、営業兼ディレクターのようなことをされていたという。そのときの経験を活かしてサイトの構成や文章はすべて岩﨑さんが考えられたそうだ。ファーストビューの親子のかわいい写真とキャッチコピーが心を掴まれる。

ベビーフォトサイトのメインビジュアル
赤ちゃんの笑顔と写真にぴったりなキャッチコピー

デザインで工夫したところは、「撮影事例」の写真をチェキのようにし、何枚見ても飽きないように工夫しました
ロゴのカラーや、家と四葉のクローバーのデザインをサイトにも取り入れて、配色は柔らかい雰囲気にして、ベビーカラーを使用しました。

赤さま👶の表情が毎回全然違いますね!😊かわいい😊

撮影事例をみると、「More」のボタンがあって、押すとさらに写真が見れる工夫がいいなと思った。事例をもっと知りたい人はボタンを押せば見れるし、そうでない人では簡潔に見れる。
ロゴのデザインを反映されたというが、メインビジュアルが家の形で「おうちスタジオ」ということがわかりやすい。サイトに使われている緑と黄色とピンクのカラーもベビーカラーでコンセプトにマッチしている。

ベビーフォトサイトの写真
撮影事例がたくさん!笑顔に癒やされる

見てるだけで癒される

サイトを作るうえで苦労したこと

クライアントがいるサイトを作るのは始めてだったので、相手に合わせて案件を進める大変さを実感しました。私が仕事を終えて時間ができても、向こうは寝る時間だったりして、なかなか話す時間が作れないこともありました。
それに、いつも授業ではデザインとコーディングどちらか一方をすることが多かったのですが、デザインを完成させてもコーディングもしなきゃいけないので、完成までの道のりが遠いなって(笑)

デザインとコーディング両方するのってすごく大変ですよね

身内のサイトとはいえ、お互い仕事もしている中、限られた時間で打ち合わせし、進めなければならない。打ち合わせしてデザインしてコーディングして…完成までの道のりが長い気持ち、とてもわかる。授業ではデザイン、コーディングそれぞれの課題をこなしてたけど、個人制作は全部ひとりでやらないといけない。そこへ本業や授業など他のやることも重なってくるため、間を縫って進めないといけないのだ。

クライアントワークの壁にしっかりぶつかったんですね!

制作を終えて成長した点

クライアントから「ああしてこしい」「こうしてほしい」と要望がきたら、どうやったら実現できるか自分で調べてやる習慣がつきました。それまでは授業で習ったことを活かす感じでしたが、習ってないことも当然出てきて、試行錯誤しました。アウトプットをしまくるって大事だなと思いましたね。

CFの授業で習うのはほんの一部。実際にはどんなサイトを作るかによってやることは変わるし、クライアントの要望に応える必要がある。それでも、できるだけ相手の理想通りのものを作ってあげたいという気持ちが起きるから、自分の中の壁を壊すしかなくて、成長するのだろう。特にコーディングは実践でアウトプットし、必要なことを調べまくってるうちに伸びていく人が多い気がする。

ベビーフォトサイトの写真
CTAのデザインがかわいい。気軽に問い合わせたくなる

Webデザインの魅力と今後の目標

デザインの魅力は、目に見えるカタチにしたものを、全世界の人が見ることができて、何かのきっかけになる。そういうものを作れるのはおもしろいし、やりがいを感じますね。その反面、全世界に公開されるから恐怖もあるのですが(笑)
「これ私が作ったんだよ」と見せられるのはすごいことだと思います。

自分でカタチにできた時の達成感すごいですよね!

私はサイト出来たら親とか友達に見せまくって凄いだろって言いまくります~

Webサイトのすごいところはサーバー上にアップすれば世界中の人が見れること。サイト一つでお店のお客さんが増えたり、売上が伸びたり、課題解決へと繋がることもある。サイトを見て影響を受け、何かを始めるきっかけになることもある。
営業やサービス業だと過去の実績をカタチで示すのはなかなか難しいが、自分の作品をわかりやすく可視化して示せるの点は、デザインの嬉しい点だ。

ベビーフォトサイトの写真
プランもメインビジュアルと同じ家の形のデザインに

学んだことやデザインを何らかの形でずっと続けていきたいです。私は営業のお仕事も好きなので、そちらのスキルを伸ばしたい気持ちもあり、今のところ副業でやれたらいいなと。
デザインは一人でもくもくする時間が結構多いですが、私は人と話すのも好きなんです。本業をしつつ副業でクラウドワークスとか、知り合いとかに頼まれたものを、ジャンル問わずいろいろ作れたらいいなと考えています。

人と話すのが好きで、営業のスキルも伸ばしたいという岩﨑さん。インタビューしているときもお話がわかりやすく、広告会社でディレクション業務もされていたので、Webディレクターなんかもいけるのでは…と勝手ながら思ってしまった。
今回作ったサイトが好評で、妹さんからは新たにベビーマッサージのサイトリニューアルも頼まれているらしい。そちらの完成も楽しみだ。

岩﨑さん、ありがとうございました!

この記事を書いた人

シロクマ
SHIROKUMA
クリエイターズファクトリー35期生。ガリ勉部部長、大体顔見知り。
お好み焼きとシロクマが好き。Webデザイナー目指して転職活動中。

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