集まれCF作品!ウルトラワークス
オンライン5期 田中さん

集客だけが目的じゃない!
名古屋のカポエイラ教室サイト

「コハダン・ジ・コンタス」
カポエイラ教室サイトのモックアップ
このサイトを作った人
田中さんアイコン
田中愛子(タナカアイコ)
クリエイターズファクトリーオンライン5期
動物占い:ヒツジ

大学在学中、広告代理店にて求人広告・クーポン誌の作成を経験。
卒業後は、大手保険会社での営業サポート事務をした後、百貨店アクセサリー売り場にて勤務。結婚・出産を経て、輸入食品会社にてマーケティングチームの一員としてPOPやチラシ、ポスター、新聞折り込みの作成・広告やSNS記事の出稿、運用・ブログ記事作成・編集などの仕事を経験。
ずっと我流でデザインしていたものの、独学に限界を感じ始めCFに入学。
趣味は英会話、海外ドラマ

今回取材するのは田中さんのカポエイラ教室のサイト。田中さんの旦那様がここのカポエイラ教室で先生をされており、サイトがなかったので作ろうと考えたそうだ。サイトの目的としては、新規顧客の集客もあるが、内部の生徒さんが授業スケジュールを確認したり、ブログや写真を載せて楽しんでもらえるように制作されたという。

サイトを制作する上で意識したこと

カポエイラって認知度が低いと思うので、一般の人はまずカポエイラって何?というところから始まると思うんです。そこで、わかりやすくメインビジュアルにカポエイラをしている写真を大きく載せました。あとは、検索したときのキーワードで引っかかるように、抽象的なコピーではなく、直接的な単語(「カポエイラ」「名古屋」「レッスン」など)を文章に入れることを意識しました。
また、内部の先生や生徒さんも楽しめるように、WordPressも入れてブログなどが更新できるようにしました。

カポエイラってなんだ?

カポエラーってポケモンにいた気がする

サイトを見ると、華麗な蹴り技を繰り出す人の写真や、楽器を演奏する人の写真が見られる。歌って踊って戦うカポエイラの文化が一目瞭然だ。
抽象的なコピーや言葉は時にかっこよく洗練された印象を受けるが、役目を果たさないのでは意味がない。サイトに訪れる人が検索しそうなキーワードを考えて文章を考えられたそう。

カポエイラ教室のメインビジュアル
サイトのメインビジュアル。具体的なコピーと教室の写真

制作で大変だったところ・完成後の反応

初めて自分で作るサイトだから全部苦労しましたが、特に情報設計とコーディングが大変でした。コンテンツを一から考えるのですが、カポエイラ教室自体全国に少ないし、一体何を載せたらいいのかわかりませんでした
制作してみて感じたのは、コーディングのことまで考えてデザインしないといけないんだなということです。コーディングしやすいデザインをするのはダメですが、私の場合、コーディングで困るデザインが多かったので、少し変更したりもしました。自分がしたデザインを、自分でコーディングしてみて気づく部分も多かったです。

僕もコーディングしてて、デザイン再現する方法が思いつかなことよくあります。

まさにカポエイラ教室のインハウスデザイナーですね。

カポエイラは日本では少しマイナーな競技らしい。参考サイトが少ないと自分で考えないといけないことも多く、難しそうだ。「コーディングのことを考えてデザインする」というのはまさに私も実感した。自分で作ったサイトを自分でコーディングすることで、縦のラインを揃えることや、余白の取り方など、先生が日頃言ってたことがようがく腑に落ちたのである。
こうして田中さんが初めて世に公開したWebサイト、周りの反応はどうだったのだろう。

みんなすごい喜んでくれました!
サイト見て実際入ってくれた人もいて。検索して見つけたわけではなく、生徒さんの紹介でサイトを見せたという感じですけど、見せれるものができたことが大きいかなと思います。元々いた生徒さんや保護者の方たちからも、レッスン日やお知らせがわかってありがたいとのお声をいただきました。

自分のサイトをみて、お客さんが入ってくれるのは嬉しすぎますね!

サイトの目的って集客だけではない。「カポエイラ教室ってどんなことするの?」と聞かれたら、口で説明するよりサイトを見せたら教室の雰囲気がわかるから、生徒さんだけではなく保護者の方も安心できるのではないか。また、田中さんが内部生のことも考慮して作ったとおっしゃっていた通り、スケジュール把握やブログ更新が楽しめるのも、教室内のコミュニケーションツールの一つになっていいなと感じた。

カポエイラ教室サイトの写真
サイトを見ればレッスン日などのスケジュール確認もできる

仕事のやりがいと今後の目標

クライアントワークをしていると、クライアント自身もわからないことが多くあります。どういうものを作ってほしいか、相手にヒアリングを繰り返すうちにわかってきて、クライアント様が思うデザインにきれいに落とし込めたらよっしゃ!ってなります。お互いに「こういうのが作りたかったんだ!」とわかる瞬間は、嬉しいですね。

最初は霧がかって先が見えないものでも、進んでいくうちにどんどん晴れてきて、行きたかった場所にたどり着く。ときには全然違う方向に進むこともあるかもしれないし、この道であってるか不安になることもある。でも、苦労しながら辿り着いた先にはきっと、この上ない達成感が待ち受けているのだろう。自分一人ではなく、クライアントと共に歩む道だからこそ、喜びも二倍になるんだと思う。

今後もフリーランスとして家庭とのバランスを考えつつ、声をかけてもらえた仕事はなんでも対応できるようにはしたいと思います。今が割と理想的な働き方かもしれません。在宅ワークをしてていいなと思うのは、仕事の中抜けができることです。会社に行ってると拘束時間が決まってるけど、途中途中抜けられるから、子どもの送り迎えや、友達を家に呼んだりもできています。隙間時間を使いながらできるのが私に合ってるなと感じています

一児の母で、すでにフリーランスデザイナーとして活躍されている田中さん。デザインの引き出しを増やすために、毎日30分は欠かさずグラフィックやWebなど、様々なデザインをトレースされているという。英語が趣味で、毎日必ずXで英語日記を書き、オンライン英会話と音読を10分ずつしているそうだ。その前向きなパワーをぜひとも見習わせていただきたい。

田中さん、ありがとうございました!

英語日記の写真
毎日書かれている英語日記。継続力がすごい

SNSでもめっちゃリアクションくれる!嬉しい💙

この記事を書いた人

シロクマ
SHIROKUMA
クリエイターズファクトリー35期生。ガリ勉部部長、大体顔見知り。
お好み焼きとシロクマが好き。Webデザイナー目指して転職活動中。

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