「経験は唯一の財産」がモットー。大学卒業後、メーカーにて営業職の傍らチラシデザインを経験し、次第にデザインへの興味に気づく。あるWebデザイナーとの出会いがきっかけで、社会人になってからでもWebデザインの勉強は遅くないと知りCFへ入学。現在、Webデザイナーへの転職に向けて準備中。趣味は、歌うこと、筋トレ、バンド活動、ダンスなど。好奇心は旺盛。
モットーがかっこいい！
今回取材するのは、中さんの合唱団のサイト。
ル・ミルフィーユは、中さんが所属している合唱団だ。大学の合唱団OBにより結成されたという。これまでSNSだけで発信していたが、『合唱だけでなく、バンドなど様々なジャンルの音楽をやる合唱団』ということをもっと分かりやすく伝えられるよう、Webサイトを作ることにしたそうだ。
サイトを制作するにあたり意識したこと、こだわったこと
『ミルフィーユらしさ』を伝えられるようなデザインを意識しました。
うちの合唱団ル・ミルフィーユは、ちょっと面白くて、合唱を軸に、楽器を使って歌ったりバンド活動をしたりと様々なジャンルの音楽をやるんですよ。団員みんなの『やってみたい！』という思いを形にする合唱団なんです。
今回のWebサイトは、そのワクワク感を伝えられるようデザインにこだわって制作しました。
合唱だけでなくバンドもやるって珍しいですね！楽しそう♪
サイトを拝見すると、合唱団名にちなみ、ミルフィーユの層のようなデザインと苺のあしらいがとても可愛い。特にこだわったことは何だろう。
特にこだわったことは、TOPページのメインビジュアルですね。
Webサイトは、メインビジュアルの作り込みが大事だと先生にもアドバイスをいただきました。一つの動画ではなく複数の写真に動きをつけることで、合唱以外に様々な音楽活動をしていることが一目で伝わるデザインにしました。
おっしゃる通り、ファーストビューがすごく印象的でした！
メインビジュアルは、合唱団のイメージにはない写真が流れてきて、「へ〜こんなこともやってるんだ！楽しそう！」と、感じた。大人になっても青春が続いている感じ。合唱に馴染みのない人にも興味をそそるような“ワクワクする”仕掛けが作られていた。サイトを訪れる人に合唱の楽しさを伝えたいという中さんの思いが伝わってきた。
こういう細かい作り込みがサイト全体の世界観を作っていくんですね！
制作過程で苦労したこと、成長したと思うこと
コーディングには苦労しました。PCの見た目を最後まで整えてから、レスポンシブコーディングに移ったこと。これが、後から修正に手間がかかった原因でした。
ですが、コーディングにつまづいたことで学べたことも多かったです。
レスポンシブに対応できるようブラウザに応じて可変するフォントサイズを指定することを知ったり、CSSで指定できない図形は後に更新しにくいということに気づきました。今後は、初めからレスポンシブを考え、手間がかからないデザイン、コーディングを目指そうと思いました。
デザインの時点からコーディングを意識しておく必要があるんですね…！
なるほど。以前、授業の中で全てを学ぶことは難しいと聞いたことを思い出した。実際に制作してみて初めて学べることの方が圧倒的に多く、そしてより身に着くのだろう。
制作を終えて成長したことは、コンセプトを明確にして白黒デザインを作り込むようになった事ですかね。今までは、あまり考えずデザインに走っていたなぁと、、
このあしらいはどういう意図で配置しているかなど、白黒の段階で言語化するよう心がけました。おかげで、納得いくものを作れるようになったと思っています。
中さんは、noteのサイトレビューも白黒で言語化をたくさんされてましたね！
納得のWebサイトを完成させた中さん。少し後悔したことは、合唱団メンバーに納期の共有ができていなかったことだそうだ。今回、文章はメンバーが担当していた。納期は頭の中で決めていたが、メンバーということもあって共有が曖昧になり、文章の提出を急かしてしまったそう。完成までの予定の擦り合わせは、相手がいる限り、とても大切なことだと感じた。
定期的な報告・相談・連絡はやはりどの職種においても大切なんですね！
Webデザインの魅力と今後の目標
CFの講師陣やXのWebデザイナーの発信を見ていると、この業界は、意欲を持って働いている人が多い印象なんです。お金のためだけではなく、誇りを持って、思いを込めて仕事ができるっていいなぁと。そこに、Webデザインの魅力を感じますね。
そして、私自身が今、Webデザインの勉強が楽しいんです。難しいと思うこともあるけど、苦じゃない。デザインをコーディングで実現できるのは楽しいし、制作を経て、自分の成長が目に見えるのが嬉しいです。
Webデザイナーを目指す人の中で、中さんに共感できる人は多いのではないだろうか。ライターのオムたまもその一人だ。中さんの言葉を受け、大きく頷いた。
言われてみれば確かにそう！制作が楽しくて仕方ないって人が多い業界ですよね！！
目標は、ディレクションもできるデザイナーになることが理想ですね。なにせ、好奇心旺盛なので！(笑) やりたいことはなんでもチャレンジしたいです。
計画では、9月中にポートフォリオを完成させて、今年中に内定を貰いたいです。
営業の経験を活かしてコミュニケーションを図り、Webデザインでお客さんの悩み事を解決したいなと思ってます。
ライターのオムたまは、中さんのnote「サイト分析の毎日投稿」などを拝見して、継続力が凄い人という印象があった。転職のためにやると良いと聞いたことは、何でも挑戦したそうだ。さらに、やると決めたことは必ず目標期限を定めて、逆算し、達成してきたという。取材中、何度も”好奇心旺盛”という言葉を聞き、強いパッションを感じた。なんでも吸収してやってみる、中さんの姿勢を見習いたい。
好きな分野の仕事に挑戦するため、Webデザインの世界に飛び込んだ中さん。また一つ夢を叶えるにはそう時間はかからないだろう。
中さん、ありがとうございました！
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