教えて!センパイビュー
メンター がるさん

“インハウス”という働き方
きっかけは意外な人物…??

がるさんの写真
がるさんの写真
お名前
鳥越剛正(トリゴエタカマサ)
職種
グラフィックデザイナー/CFデザインメンター
業界歴
16年
Xアカウント
@galtaka
動物占い
たぬき

ちょっといかつい見た目、喋ってみると驚くほど物腰の柔らかい、クリエイターズファクトリーのデザインメンター・がるさん。ちょっと不思議な雰囲気を身にまとったこの人を今回は掘り下げてみたいと思う。ライターは、当サイトの立案者であり、ほぼ記事を書いていない、で有名な、木村が担当します。大丈夫かな。どうぞお手柔らかに。
がるさんとは、クリエイターズファクトリーのデザインGYMでお世話になった。デザインGYMとは、架空のデザイン会社に入社した設定で実案件に近い課題に挑戦。プロのフィードバックを受けながらデザイン力を向上させましょう!(メンターSNSより文章抜粋)という趣旨の追加講習だ。

架空のデザイン会社に入社って設定面白そう!

週一のオンライン授業を通してがるさんからは細かいFBをいただきながらも、私の個性をどんどん伸ばそうとしてくれた印象があり、以降、割と自信を持ってデザインに取り組む事ができた(それでも心は折れるけど)

デザインGYM受ける前と後じゃ確実に何かが変わりましたよね…!

デザイン業界に入ったきっかけ

がるさんといえばインハウスデザイナーのイメージ。まずはデザイン業界を志したきっかけを聞いてみる。

デザイナーを目指したきっかけですか?ん~そうだな~、好きなアーティストのMVを見たときにかっこいい!と思って動画編集の専門学校に入ったんですよ。そしたら同期にPhotoshopマスターがいて、彼がとんでもなくかっこいいコラージュを作ってるのを見て、それにも衝撃を受けたんですよね。
そこから自分でもPhotoshopでコラージュを作るようになって、友人のDJイベントのジャケットなんかを作るようになったのがきっかけですね。

最初からグラフィックデザイナー志望だったんですか?

いや~もう同期の衝撃が強すぎて、自分でも作ってみたくなっちゃったんですよね~

進路変更するほど、同期の方の作品がすごかったんだ

なるほど、かなりかっこいいPhotoshopマスターの学生がいたようだ。制作物、超見てみたい。確かに身近にそんな人がいたら影響されるし、嫉妬に近い感覚で制作の手が動いてしまう衝動もわかる気がする。ちなみに専門学校に入るきっかけになったアーティストというのは”m-flo”で、「come again」という曲のMVをみて影響を受けたそう。気になった人は調べてみてね。

がるさんとのインタビュー写真
オンラインで取材をしました。この日は家でお好み焼きを作って食べたがるさん(左)美味しかったそうです。

インハウスデザイナーになったきっかけ

では次はインハウスデザイナーになるまでの経緯を聞いてみよう!(わくわく)

インハウスデザイナーになったきっかけというのは特になくて、正直、就活がめんどくさかったからですね(笑)一番最初に受かったのが和菓子屋さんのインハウスデザイナーだったからってゆう理由です。

な、なんだって~?!(羨ましい…)せめて和菓子が好きだったかだけでも聞いておくか…

和菓子は好きじゃないですよ、今も洋菓子の方が好きです(笑)

好きじゃないんかい!(木村の心中ツッコミ)
とは言いつつ、和菓子屋→レジャー施設や飲食店経営などの運営会社→美容室、と勤める会社が変わってもインハウスの道を進んでいるがるさん。さすがに2社目以降はインハウスへのこだわりを持って進んでいるだろう、という事で、がるさんへインハウスデザイナーの魅力を聞いてみた。

インハウスデザイナーの魅力気になります!

最初はなんとなくでも、結果自分に合う仕事もあるんですね✨

インハウスデザイナーの魅力

特に好きな業界で、というわけでもなかったですが、上司やクライアントとの距離が近くて仕事がしやすかった、というのはあるかな。
ずっと追求していられる部分が自分に合ったんだと思う。時間的な制約もそうだけど、季節商品の見せ方(レイアウト)や広告の打ち出し方など、手法を問わない形でお店に携われる。そういう所が自分に合ってると最初の和菓子屋さんで感じたんだと思いますね。上司に褒められるよりもお客様に喜んでもらえる瞬間が一番嬉しい。
今の職場(美容室)だったら、髪を切りに来たお客様と直接話す機会があるんですけど、あの動画が面白かったよ、あの動画を見て商品を買ったよ、等、直接話してもらえるのが一番やりがいを感じますね。

制作物を世に出した後、つまりはお客様の手に渡った後の反応を直接感じることができる。これこそがインハウスデザイナーの魅力、制作会社での働き方との違いなのかもしれない。

デザインgym飲み会の写真
デザインGYM交流飲み会。奥にいるのががるさん、右手前から木村とシロクマ。

デザインの話をしているのかな

副業・転職がうまくいく人

最後に副業や転職を成功させる人の特徴について聞いてみた。がるさんがメンターとして所属する「デザインGYM」はスクールの中でも追加講習を申し込んだ人だけが受けられる、クリエイターズファクトリーの中でもデザイン力向上志向が高い人が通うオプションサービスのようなものだ。
数々のデザインGYM生を送り出してきたがるさんは、どんな視点でスクール生を見ているのか。

そうですね、、転職や副業の歯車をうまく回す人は、その分ずっと動いてる人ですかね。

行動力、大事ですよね。がるさんも学生時代はずっと動いてたんですか?

いや、私はかなり面倒くさがりなんで、ずっと動くというよりかは、やるときはやるぐらいの感じですね(笑)
あんまりしんどくなっちゃうと嫌なんで、気楽に気楽にやってる感じですね。まあいっか、の精神です。

がるさんの「やるときはやる」の集中力は尋常じゃないと思います

でた、がるさん節。いつも飄々としていながら、穏やかで優しい、でも少し不思議な空気をまとうがるさん。つかみようがないようで、聞いたら何でも応えてくれる優しいがるさん。

特に未経験からウェブ業界への転職はハードルも高く、選択肢も少ないし、きっと挫折を味わうこともあるだろう。でもそれは転職してからも変わらない。きっとずっと挫折の日々だ。
そんなときこそまあいっか、の精神はかなり大事かもしれない。たまにはしんどいことを避けるのも身を守る大事な術だ。辛い就職活動から逃げた先に、自分が本当に向いている仕事が見つかったりもする。和菓子が好きじゃなくても。

この記事を書いた人

木村
KIMURA
クリエイターズファクトリー36期生。シーエスマガジン言い出しっぺ、サイトデザインを主に担当。
ビール、ダイアン(芸人)が好き。

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