教えて!センパイビュー
39期 門田さん

誰もが知っている電子書籍配信サイト!
バナーディレクターのお仕事に迫る

門田さんアイコン
お名前
門田悠希(カドタユウキ)
職種
バナーディレクター
業界歴
1年
Xアカウント
@005yu_ki
動物占い
ひつじ

今回取材するのは、CMでよく目にする有名な電子書籍配信サイトを運営する会社で働いている門田さん。前職では事務や営業などを経験したのち、自ら稼げる力をつけようとWedデザインをCFで学んだ。CFを2024年2月に修了し、同2月から現在の会社に転職。広告バナーを制作する事業部の中でバナーディレクターとして従事している。そんな門田さんにお仕事についてお話を聞くことができた。

現在の仕事を選んだきっかけ

CFの受講期間中からWeb系の仕事に就くため、雇用形態に拘らず求人を探していました。デザイナー職の求人を多く見ていましたが、今の会社が目に止まり、派遣会社に登録してすぐに応募しました。
「漫画が好きな人」という募集要項をみて、Web業界だけど漫画にも携われるってどんな会社だろう?と興味を惹かれました。

派遣会社を通じて、門田さんができることを猛アピールした結果、無事に入社することができたため、応募したのは今の会社だけだったそう。決断力の速さに驚いた。初めてのWeb系の転職活動はあれこれ悩んでしまいそうだが、門田さんが今の会社を選んだ決め手は何だったのだろう。

一社目で行きたい会社に入社できてすごいです👏

私は今もデザイナーになりたいのですが、募集職種はバナーディレクターだったため、少し悩みました。ですが、希望すれば入社後にデザイナー職へ異動できる可能性があると知り、入社を決めました。Webデザイナーの転職市場において未経験者が応募可能な募集は少ないので、まずは何でも挑戦してみようと思ったんです。

就活当初はディレクター希望ではなかったがチャレンジしてみようと入社を決めた門田さん。バナーディレクターとはどんなお仕事なのか伺った。

仕事内容について

サイト内に掲載するバナーを制作する事業部に所属しているので、バナー制作のみに携わっています。私は、バナーディレクターとして、クライアントである出版社からの依頼を受け、デザイナーへ指示をするのが主な仕事です。
具体的には、バナー作成にあたり必要な文言・キャッチコピー・色味などを考えて原稿にまとめ、デザイナーに指示します。そして、デザイナーが作成したバナーの確認・修正指示、バナーのサイト公開の許諾をクライアントから得るところまで担当します。

驚いたのは、部署全体の1日の仕事量だった。バナーディレクターが20名いて、1人につき10件ほどの原稿をデザイナーへ渡すそうだ。デザイナーは9人おり、1人につき1日20〜30個ほどバナーを制作するという。1日に部署全体で270個ほどバナーを作成しているという計算になる。現場の制作量とスピード感に驚いた。

すごい量!質とスピード両方が大切になりそうですね…😳

ディレクターさんが20名も!すごいスピード感

仕事のやりがい・楽しいところ

仕事は楽しいです!デザインが好きなので、簡単なバナーであれば、デザイナーに頼まずにディレクターが作ることもできて、とても勉強になります。会社からは「クリックしたくなるようなバナー」を作るよう教わりました。週に一度、バナーのクリック率・売上進捗についての社内会議があるのですが、印象に残るバナーは必ず多くの人にクリックされていると学びました。
以前、事務員をしていた時は、決まりきったルーティンワークの中で仕事をしていたので、面白くなかったんです。今の仕事は、自分で考えることが多くて、その結果完成したバナーのクリック率や売り上げが数字としてはっきりわかるので、そこが面白いです。

門田さんが今の会社に入って自分で作成したバナーは50個ほどになるそうだ。仕事現場ではスピードが求められるので、作成するスピードが速くなりスキルは上がったという。

バナーをすごく研究されているんですね。めっちゃ興味深いです👀

業界に入って苦労したこと

今の職場は、業務内容が楽しく人にも恵まれているので、マイナスに思う事はないのですが、入社当初は自分のPhotoshopのスキルが低くて上手く作れず、少し勉強が必要でした。また、出版社から、使用する素材の指定があるのですが、素材と完成したバナーの世界観が合ってないと言われ、修正になることがあり、その点はなかなか難しいです。

デザイナーが制作するデザインがとても綺麗で、「こんな風にバナーを作れるようになりたい」と思いスキルアップの意欲が沸くのだそう。希望の職種への配属にならずとも、プロと一緒に仕事をする環境にいることはとても良い勉強になるのだと感じた。

今後の展望

まずは、社内でデザイナーにステップアップしたいです。会社はやりたい事はどんどん挑戦してOKと言う方針なので、デザイナーの枠が空いたらすぐに手を挙げるつもりです。また、本業と同時に副業を進めていきたいと思っています。そして、フリーランスのWebデザイナーになることが最終目標です!
そのために今は、いろいろなお店に足を運んで名刺を配ってます。ホームページがない店などに対して「もしホームページを作ることがあればよろしくお願いします」と声をかけ、地道に種まきをしています!前職の営業の経験がここで活きていますね。まだご依頼には繋がっていないですが、フリーランスで稼げるようになりたいので、自分で積極的に営業をかけていきたいと思っています。

門田さんは、もともと1人でお店にご飯を食べに行って、店員さんと話すのが好きだったそうだ。今までは、楽しく会話するだけで終わっていたところを、Webデザインを学んでからは、自身の営業も兼ねて店員さんと話をするようになったという。営業も楽しみながらやっている門田さん。仕事上で作成するのはバナーのみなので、副業でWebサイトの作成実績を増やすために知り合いにもこれからどんどん声をかけていきたいと、やる気に満ちていた。

門田さんの積極性、すごい!

自ら足を使ってお店にアピールしているの、すごすぎます!

門田さんの趣味は、オーガニック食材を使用した飲食店やカフェを巡ること。

どんな人が転職を成功させるか

すぐに行動ができる人だと思います!分からないことを考えていても無駄で、やってみないとわからないので。考えるよりも先に手や足を動かして、行動に移せる人が早く転職を成功させるんじゃないかな。やったことがないことに対して不安になるのは当たり前なので、自分が興味あるかどうかを軸に行動を起こすのがいいと思います!というのも、前職では給料面だけで割り切って働いていたので、全く楽しさがなく仕事が続かなかったんです。私は、興味があることでないと続かないということが分かったので、今は興味が沸くかを軸に決断しています。

自分の興味のあることや好きなことを知っておくことも大切なんですね!

「自分で稼ぐ力を身につけるためにフリーランスのWebデザイナーになりたい」という大きな目標に向け、現在の仕事に就きスキルを磨いている門田さん。会社で働きながら勉強をして副業も頑張っていきたい!と意欲に溢れていた。とても大変なことに思えるが、取材中、終始楽しそうにお話を聞かせていただき、彼女がWebデザインを天職だと感じていることが伝わった。スクール修了と同時に転職も決め、積極的に行動に起こしていく、こんな人こそが着々と夢を叶えていくのだろうと感じた。今後のご活躍も楽しみだ。

門田さん、ありがとうございました!

この記事を書いた人

オムたま
OMUTAMA
CFライター部 1期生。取材、ライティングは初挑戦。
人の人生を知るのが好き。好物は卵とティラミス。

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